社長挨拶

「よりよい情報伝達のお手伝い」を基本姿勢に邁進してまいります。 川嶋印刷株式会社 代表取締役 菊地 慶矩

「受注」産業である印刷業の特性は、少数で特定のお客様に断続的にサービスを売るということであり、信頼を売ることです。当社は、創業以来その信頼を積み重ね、たゆまぬ技術革新と人材育成を通して、より確かな情報を、より高度な品質でお届けするための技術的な裏付けを充分整備してまいりました。

印刷業界をとりまく今日の状況は、「受注」産業としての利点を最大限に生かす一方、積極的な需要を生み出す「造注」体質の強化を要請しています。
当社では、この認識にもとづいてメディアの複合化を推進する企画プロジェクトを設け、トータル的な情報伝達活動を展開しています。一般的にいえば、この部門は関連会社でやって、印刷会社は大量コピー業、大量賃加工業に徹するというのがこれまでの常識でした。しかし私は、それが印刷業の本来の姿なのだろうか、印刷業は広く定義すれば、情報伝達のお手伝いをする情報伝達サービス業なのではないか、そう考えてきました。

たとえば浮世絵。あれは絵を描く人間(絵師)と版画を彫る人間(彫師)、そしてそれを刷る人間(刷師)がいて、三者一体となって浮世絵という。印刷業もそうなのです。
つまり、大量コピー業としての技術がナンバーワンであるというのは勿論ですが、その技術は印刷業の一部であって全てではない。積極的に新しい情報伝達の媒体を企画提案し情報を的確にコーディネートする。営業活動を含めてトータルに一番いい形で情報伝達のお手伝いができる会社でありたい。

東北の産業は、まだまだ未整理の状態にあり、やり方次第でどうにでもやれる可能性があります。いままでにない形のものを創り出そうとするとき、行動に対する許容範囲が専門分化した大都市よりも東北のほうがずっと広く、ここで活動することに優位性を感じます。当社はあえて、専門分化しない場所で、印刷業が本来あるべき理想を追求したいと考えています。

印刷業が今後どのようなメディアを開拓していこうと、「よりよい情報伝達のお手伝い」という基本姿勢には変わりありません。提供した仕事を心から喜んでいただいた時、その喜びを分かちあえた時、仕事を楽しみとし、悦びとする「愛行」の実践を企業活動の中心に位置づけ、お客様のお役に立つ組織づくりを行ってまいりたいと考えます。

2018年3月 川嶋印刷株式会社 代表取締役菊地 慶高

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