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【降雪予報が気になる季節になりました】
「初めて」と「終わり」など、雪にまつわるあれこれ

2026.1.8

2025年も12月に入り、いよいよ冬らしい寒さが続くようになりました。

先日も「今季最強寒波」が到来し、川嶋印刷のある岩手県でも雪かきに追われる様子がテレビで報じられていました。

今回は、幻想的でロマンチックな一面もあれば、生活に影響を及ぼす厳しさも持つ「雪」について、

「初めて」と「終わり」にまつわる話題をまとめました。さらに雪に関する豆知識も少しご紹介します。

  1. はじめに
  2. 日本の初雪と終雪の記録
  3. 雪にまつわるその他の話題
  4. まとめ

はじめに

皆さんは、その年の「初雪」と「終雪」を覚えているでしょうか。

日本でいう「初雪」とは、その冬(寒候年)に各地の気象台や観測所で、雪やみぞれなどの固体の降水が初めて観測された日のことを指します。少し堅い言い方になりますが、いわば「その年 (寒候年) に、はじめて雪と確認された日」という意味です。対象となるのは主に人が生活している平地での現象で、富士山のような山岳部での雪とは、きちんと区別して扱われています。

今年、本州で最も早く初雪が発表されたのは11月7日の盛岡で、平年より2日早く、昨年と同日でした。

気象庁によると、初雪は「8月1日から翌年7月31日までに初めて降る雪(みぞれ含む)」、終雪は「その冬最後に降る雪(みぞれ含む)」と定義されています。

ただし終雪は「初雪ほど一般的ではない」との注釈もあり、確かに馴染みの薄い言葉かもしれません。

とはいえ、あの昭和の名曲でもある「なごり雪」など美しい別名をもち、季節の移ろいを感じる表現として味わい深いものです。

 

日本の初雪と終雪の記録

◉平地で観測される「初雪/終雪」について

初雪として、観測史上もっとも早い記録とされているのが、1898年10月2日に北海道・旭川で観測された初雪です。10月上旬という時期を考えると、かなり早い雪だったことが分かります。まだ秋の気配が残る頃の降雪で、日本の気象観測の中でも特に印象的な記録として、今もよく紹介される例です。

とはいえ、日本全国すべての地域で、毎年必ず初雪が観測されるわけではありません。九州南部や南西諸島などでは、冬を通して雪が一度も降らず、「初雪が観測されない年」が珍しくない地域もあります。実際、2016年には沖縄本島で観測史上初めて雪が降り、この日が初雪であると同時に終雪にもなるという、なんとも不思議な記録が残りました。雪国とはまったく違う事情があることを感じさせます。

さらに終雪に目を向けてみると、こちらもなかなか極端な記録があります。最も早い終雪は1973年1月15日の東京で、初雪からわずか8日後にその冬最後の雪が観測されました。あっという間に冬が終わってしまったような印象です。反対に、最も遅い終雪として知られているのが、1941年6月8日に網走と根室で観測された雪で、海開きを目前に控えた初夏の時期に雪が降ったという、思わず二度見してしまいそうな記録も残っています。

◉山岳における「冠雪」と富士山の記録

でも実際にニュースでよく聞くのが富士山をはじめとした山岳における『冠雪』。

初冠雪とは、山麓にある気象官署などから見て、山頂付近が雪で白く覆われて見えるようになった1年の中で最初の日のことを指します。実際にその瞬間に雪が降ったかどうかよりも、「白くなったのが確認できたか」が判断の基準になる点が、この観測の大きな特徴です。

冠雪は寒候年での区分ではなく2025年、2024年と西暦で区切ります。これは冠雪がその年の秋に1回だけ起きる現象で、翌年まで持ち越されることが無いためです。

寒候年のように「初雪は前年、終雪は翌年」という対応関係がそもそも必要ないため、西暦年で区切ったほうが自然なのです。

この初冠雪の観測対象として、もっともよく知られているのが富士山でしょう。富士山は標高が3776メートルと非常に高く、条件がそろえば真夏でも雪が降ることがあります。そのため、日本で最も早い降雪の記録として知られているのも、1963年7月31日に富士山頂で確認された雪です。7月の終わりに雪と聞くと、平地に住んでいると少し現実感がなく感じられるかもしれません。

とはいえ、その富士山でも、近年は初冠雪の時期が徐々に遅れる傾向が見られています。2024年には11月7日になってようやく初冠雪が確認され、これは1894年に富士山の冠雪観測が始まって以来、最も遅い記録となりました。例年を知っている人ほど、「今年はずいぶん遅いな」と感じた出来事だったのではないでしょうか。気候の変化を実感させる話題として、大きな関心を集めました。

 

雪にまつわるその他の話題

日本には「積雪量 世界一」という記録もあります。1927年2月14日、滋賀県・伊吹山で観測された11メートル82センチの積雪は、ギネス認定の世界記録で、現在も破られていません。約12メートルといえば建物4階に相当する高さで、想像を超えるスケールです。

さらにアメリカの気象会社アキュウェザーの2016年記事によれば、年間降雪量の世界トップ3はすべて日本の都市で、1位青森市、2位札幌市、3位富山市とのこと。日本が世界有数の豪雪地帯であることがよくわかります。 また、冬のニュースでよく耳にする「冬将軍」は、シベリア寒気団を指す言葉です。語源は、1812年のナポレオンのロシア遠征で、フランス軍を苦しめた厳しい寒さをイギリスの新聞が “General Frost(霜将軍)” と呼んだことに由来し、日本では「冬将軍」と訳され定着しました。

 

まとめ

近年、世界中で異常気象や自然災害が相次ぎ、季節の移り変わりを実感しづらくなってきました。

川嶋印刷では、2018年に本社工場がJIS Q14001(ISO14001)を取得し、環境への負荷を減らす取り組みを進めています。

また、持続可能な森林活用を目指す国際制度「FSC® COC認証」も2010年に取得し、地域社会とともにSDGsや環境問題に向き合っています。当社のCSR活動については、ホームページでもご紹介していますので、ぜひご覧ください。

 

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